喉の痛みに咳、痰のほかに、目やにも出たという経験はありませんか?

目やにが出ると、まぶたがくっついたり、目をこすってしまって充血したりと、大変な思いをしますよね。

 

喉の痛みや咳、痰が出て、目やにも出ている場合、花粉症を疑ってしまいますが、実は様々な原因が考えられるんです。

今回は、喉の痛みや咳、痰に加えて、目やにも出る場合の原因や対処法などについて解説いたします。


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喉の痛みと咳、痰、目やにも出る場合、どんな病気が考えられる?

 

風邪をひくと喉の痛みや咳、痰、鼻水、熱などの他に、目やにが出ることもあります。

風邪のウィルスに感染すると、喉や鼻の粘膜に炎症が起きて痛みが出ます。

 

しかし、体の抵抗力が落ちていると目の中にもウィルスが入ってしまったり、鼻水の中の菌やウィルスが涙道を通って目のほうまで逆流してくることがあります。

そうすると「結膜炎」になって、目の充血や涙、目やにが出ることがあるんですね。

 

小さな子供の場合、風邪をひくと結膜炎になって涙目になったり目やにが多く出たりすることがありますが、これは子供の場合抵抗力が弱いので目に直接感染することが多いためなんです。

 

目やにの症状がある場合、すぐに思い浮かぶ病気は結膜炎ですが、結膜炎には細菌性やウィルス性、アレルギー性など様々な種類があります。

中でもウィルス性のアデノウィルスにかかっている場合は、熱や喉の痛みなど風邪の症状に似たものから、扁桃炎やリンパ節炎、ひどくなると肺炎や気管支炎などの病気に発展してしまうこともあるんです。

 

そのアデノウィルスは50種類もの亜型があるといわれています。

アデノウィルス3・4型の「咽頭結膜炎(プール熱)」は、発熱や喉の痛み、咳、痰、目やにが出ます。

8型の「流行性角結膜炎(はやり目)」は、咽頭炎、結膜や角膜の炎症、鼻水などが出る、非常に感染力が強い病気です。

 

アデノウィルス7型は、しつこい咳が長引く「肺炎」を起こすことが分かっており、時に命の危険もあるともいわれています。

このようにアデノウィルスは風邪ウィルスの1つとはいえ、感染力も高く、重い病気を引き起こす型もあるため、注意が必要ですね。

 

最近では病院で検査を受ければ、感染しているかどうか簡単に診断することができるようです。


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花粉症の可能性もある?

 

花粉の多くなる季節になると目やにが増えるという場合、花粉症が原因になっていることも考えられます。

花粉症の症状といえば、目のかゆみ、充血、目の痛み、腫れ、鼻水、喉の痛み、咳などがありますね。

 

花粉が目に入ったり鼻や喉の粘膜につくと、体はそれを異物と判断し体外へ出そうとする免疫反応が働きます。

その免疫細胞(肥満細胞)の動きが活発になり、ヒスタミンなどの物質が大量に出されることでこういった症状が起こります。

痰や目やにが出るのは、体内の白血球が花粉などの異物と戦ったときの残骸を排出しているということになるんですね。

 

花粉のほか、ハウスダストや動物の毛、コンタクトレンズの汚れなどでもアレルギーを起こして目やにが出ることがあります。

風邪の場合は数日で治癒するので良いのですが、花粉などアレルギーである場合は、原因を取り除かない限り症状が続いてしまいますので、対策をとらなくてはなりませんね。

 

 

それぞれどのように対処すれば良いの?

 

では、喉の痛み、咳、痰、目やにの症状があるとき、どのような対処をすればよいのでしょうか。

 

風邪の場合

まず風邪が原因である場合は、マスクや飲み物で喉の保湿をしたりうがいをこまめにすることが大切です。

目やにがひどい場合には病院を受診すれば点眼薬を処方してもらえます。

 

風邪の特効薬はありませんので、症状を和らげる対策をとりながら自分の免疫力に任せるということになります。とにかく休養をしっかりとることですね。

 

アデノウィルスにかかると、外出や登校停止期間がありますので、病院を受診して許可が下りるまでは安静に過ごすようにしましょう。

また、アデノウィルスは完治しても1ヶ月くらいはウィルスが排出され続けますので、家族や周囲の人へ感染しないよう、タオルや食器を分けたり、手洗いやうがいをしっかり行うことが大切です。

 

アレルギーの場合

喉の痛みや咳がひどいときは耳鼻科を、目やにが多いときは眼科を、まずは受診しましょう。

何が原因かをはっきりさせることで対策をとりやすくなります。

 

花粉症の場合は、出来るだけ花粉を付けないようにマスクやメガネを着用したり、衣服をよく払う、部屋をきれいに掃除するなどの対策をとりましょう。

 

また、目やにが出ているときは、

  • 目を触ったりこすったりしない
  • 目やにが出たらティッシュでやさしくふき取る
  • 目に触れた際は、石鹸で手を洗う
  • 目を洗う

このような点に注意すると目の症状を和らげることができますよ。

 

 

まとめ

喉の痛みや咳、痰のほかに目やにがある場合、周りに感染する病気である可能性もありますので、注意しなくてはいけません。

まずは原因をはっきり分かると対策も取りやすくなりますので、一度きちんと病院で診てもらうことをおすすめします。

 

また、そういった症状を起こさないためにも日ごろから食生活や睡眠などに気を付けて免疫力をアップさせておくことも大切ですね。