季節の変わり目や空気の乾燥する冬場などは、風邪をひきやすくなりますよね。

喉の痛みを感じたり、咳が止まらない…なんてこともよくあると思います。そのうち治るだろうと思っていたら、1ヶ月も咳が続いているということもあります。

 

また、痰を出したら血が混じっていてびっくりしたことがある方も多いのではないでしょうか?

咳が止まらない、痰に血が混じる原因は一体何なのでしょうか?対処法や何科を受診したらよいかについても詳しく解説します。


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喉の痛みと咳が止まらない場合の原因は?

 

喉の痛みというと、まず考えられる原因は「風邪」ですよね。喉の粘膜にウィルスや菌が付着すると体の免疫機能が働いて、炎症が起きて痛みが出ます。

他にも喉の痛みが出る原因としては、空気の乾燥や口呼吸、アルコールやタバコ、花粉やハウスダストによるアレルギーなどがあります。

 

咳が出るのは、菌やウィルス、花粉、ほこり、煙などの異物から、気管支や肺などを守るための防御反応であるといわれています。また、咳は痰を出す役割も持っています。

 

風邪である場合は、通常は1週間くらいで喉の痛みや咳も治まりますが、風邪が治った後も症状が続いてしまう場合があります。

喉が乾燥していたり、喉を使いすぎたこと、アルコールやタバコ、睡眠不足などが原因になっていることが多いですね。

 

また、喉の痛みが治らない、咳が止まらないというとき、風邪ではない他の病気にかかっているということも考えられます。

例えば次のような病気があります。

 

気管支炎

風邪やインフルエンザなどのウィルスやマイコプラズマなどが原因で、気管支に炎症が広がる病気です。

風邪の後に続いて起こることが多く、痰や咳が出ます。

 

咳喘息

1ヶ月以上も乾いた咳が続く場合は、咳喘息にかかっている可能性があります。

ひどくなると発熱や激しい痰なども現れる喘息へと発展してしまうこともあります。

 

咽頭炎、喉頭炎

喉の痛みが続く場合、咽頭(下の付け根部分)や喉頭(喉仏部分)に炎症が起きている可能性があります。

飲酒や喫煙、声の出しすぎやアレルギーなどが原因であることが多く、喉の不快感や乾燥などが起こります。

 

副鼻腔炎

鼻の空洞の部分に炎症が起きる病気です。

風邪や花粉症などで、鼻水が喉のほうまで流れてきてしまうことを後鼻漏といいますが、後鼻漏になると喉の痛みや咳、頭痛なども起こることがあります。

 

咽頭アレルギー

花粉などのアレルゲンが原因で、喉のかゆみやイガイガ、ゼーゼーヒューヒューという呼吸音、咳などがあらわれます。

このように、喉の痛みや咳が出る病気にはさまざまなものがあります。原因や対処法をはっきりさせるためには早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。


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治らない場合は何科を受診すれば良いの?

 

では、喉の痛みや咳が治らない場合、何科を受診するのが良いのでしょうか。

 

体調が悪くなるとまず内科を受診するという方も多いと思いますが、風邪などで熱が出たり、だるさや腹痛など他の症状もある場合は、総合的に診てもらえる内科が良いでしょう。

初診は内科で、原因が分かればより専門的な科を受診する場合が多いと思います。

総合病院を受診すれば、咳が止まらない、痰も出るといった場合は呼吸器内科を受診することになりますね。

 

喉の痛みや咳が出るということは、喉や鼻の粘膜に炎症が起きていることになりますから、喉の専門である耳鼻咽喉科でももちろん大丈夫です。

風邪だけど耳鼻咽喉科でいいの?と思う方もいるかもしれませんが、耳鼻咽喉科でもちゃんと診察してくれますよ。

 

2~3か月以上も続く咳で悩んでいる方は、喘息や肺がんなど呼吸器系の疾患である可能性がありますので、呼吸器内科がベストでしょう。

 

 

痰に血が混じる場合の原因と対処法は?

 

痰は、ウィルスや菌などを体外に出すために気管支や気管から出される液体のことですね。

風邪の時などに痰が増えるのは、異物をたんに絡ませて外に出しているためです。

 

痰に色がつくことがあると思いますが、色がつくのは菌やウィルス、菌と戦った白血球の残骸が混じるためなんですね。

多くの場合は黄色っぽい色をしていますが、まれに血が混じることがあります。

 

血が混じるのは、アレルギーや風邪、気管支炎などで激しい咳をしたときに喉が傷ついて血が出ることがあるためです。

この場合は原因になっている病気が治れば問題ないので、あまり心配はいりません。

 

しかし、痰に血が混じる場合は重い病気である可能性もあるんです。

喫煙が原因といわれる「肺がん」や結核菌という菌に感染したことによる「肺結核」などにかかっている可能性があります。

 

花粉症の方は、鼻のかみすぎなどで鼻の粘膜が傷つき、痰の中にも血が混じって出てくることがあります。

痰に血が混じっている場合は、まず耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。耳鼻咽喉科がない場合は、内科でも大きな総合病院でも大丈夫ですよ。

 

自分でできる対処法としては、まず喉や気管支の粘膜を保湿するようにしましょう。

水分をこまめに摂ったり、うがいをする、のど飴をなめる、マスクを着用するなどの方法が効果的です。

 

喉を保湿することで、咳も治まりやすくなりますし、痰を出しやすくなります。

あとは、アルコールやタバコは控えめにする、刺激的な食べ物や飲み物を避けるなど、出来るだけ喉に刺激を与えないようにすることが大切ですね。

 

 

まとめ

喉の痛みや咳が続くと苦しいですし、痰に血が混じると病気では?ととても心配になりますよね。

つらい症状を早く治すためには、原因をきちんと把握することが大切です。

 

ただの風邪ならすぐに治るから良いのですが、実は重い病気が隠されているということもあり得ますので、早めに病院を受診するようにして下さいね。