風邪や空気の乾燥などで喉が痛くなることはよくありますよね?普通は自然に治っていくことが多いので、あまり注意深く気にしている人は少ないかと思います。

しかし、喉の痛みが長引く場合は注意が必要です。もしかしたらその喉の痛みは病気に発展しているかもしれません。

 

そこで今回は、1ヶ月以上の長期にわたって喉の痛みが治らない原因は何なのか?どんな病気の可能性があるのか、解説いたします!


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喉の痛みが1ヶ月以上治らない!考えられる原因は?

 

「つばを飲み込むのも辛い」「喉が赤く腫れている」「喉に違和感がある」など、喉の痛み全体に共通しているのは、「炎症」が起きているということです。

喉の痛みのある症状と言えば「風邪」ですよね。風邪が長引くと治るまで1~2週間かかる場合もあるのでその場合はあまり心配はいらないと思いますが、1ヶ月以上続く場合は注意しなければいけません。

 

喉の痛みが長引く理由として、

  • 炎症がなかなか治らない場合
  • 自然治癒しない病気にかかっている場合

この2点が考えられます。

 

また喉の痛みは、日ごろの生活の中で喉に負担をかけてしまうことで、さらに治らない原因を作り出してしまいます。

たとえば、

  • エアコンの効いた部屋で長時間過ごしている
  • 喉を乾燥させたままにしている
  • 大声の出し過ぎなどによる喉の使い過ぎ
  • アルコールやタバコ、辛いものなど刺激になるもの
  • 口呼吸をする習慣がついている

などです。

 

ところが、こういった習慣がないにもかかわらず喉の痛みが治らないこともあります。その場合は、病気による喉の痛みである可能性が高いでしょう。

では、どういった病気が考えられるのでしょうか。


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咽頭炎(いんとうえん)

 

アデノウィルス・インフルエンザウィルスなどの風邪ウィルスが原因となることが多い、いわゆる「喉風邪」のことですね。

他にもPM2.5や黄砂などの影響もあります。また、「副鼻腔炎」など鼻の病気が原因となることもあります。これは副鼻腔に膿が溜まり、膿が鼻水と混じり喉に流れ込むことで咽頭炎を起こします。

 

咽頭炎は、炎症のある場所によって、上咽頭炎、中咽頭炎、下咽頭炎に分けられています。鼻と喉の間が痛いときは、上咽頭炎である可能性が高いですね。

咽頭炎になると、喉の痛みの他に、頭痛、喉の渇き、違和感、倦怠感、咳などが出てきます。

症状が1~2週間の場合は急性咽頭炎、それ以上になると慢性咽頭炎になり、長期間にわたって炎症が続きます。

 

ちなみに、咽頭炎とよく似た病気に「喉頭炎」がありますが、これは咽頭炎と同様に風邪に伴って発症し、喉の痛みや乾き、声のかすれが主な症状です。

咽頭炎は炎症部分が赤く腫れているのが見えるのに対し、喉頭炎は奥まったところにあり見えにくい場合が多いです。

 

治療法は、咽頭炎、喉頭炎どちらも、抗生物質などの内服で対処します。

 

 

扁桃腺炎(へんとうせんえん)

扁桃腺炎も、咽頭炎と同様に風邪ウィルスが原因となって扁桃腺に炎症が起きている状態ですね。

喉の痛みは扁桃腺炎のおもな症状のひとつで、他に発熱、リンパの腫れや炎症が見られるのが特徴です。

 

扁桃腺炎は、急性扁桃腺炎慢性扁桃腺炎があります。

急性扁桃腺炎は、咽頭炎と同時に発症し、高熱が出ます。水や食事の摂取も満足にできないこともあり、入院治療を行う場合もあります。

慢性扁桃腺炎は、急性扁桃腺炎の症状が長引いたり再発したりして慢性化した状態ですね。風邪をひくたびに扁桃腺が炎症を起こしたり腫れたりするため、投薬で治療ができず、摘出手術を勧められることもあるようです。

 

 

肺炎

 

高齢者に多く、日本人の死亡原因の上位に毎年入るほどの大きな病気です。

肺炎の症状は、風邪とよく似ていて喉の痛みや咳、発熱などがありますが、症状が重く長引くのが特徴といえますね。

細菌性やウィルス性、マイコプラズマ肺炎などに分類されていますが、いずれも強い咳によって喉の粘膜が傷つけられて炎症を起こすことで、喉の痛みが出てきます。

 

他にも、ひどい咳によって喉の痛みを引き起こすケースに、気管支炎喘息があります。

命にかかわる可能性もありますので、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

 

 

まとめ

喉の痛みは、安静に過ごし市販薬を飲みながら治療すれば、通常は1~2週間ほどで回復するでしょう。しかし、それ以上続く場合は、生活習慣や免疫力が低下していることなどが考えられます。

さらに1ヶ月以上治らない場合は、今回紹介した病気やがんなどの可能性も出てきますので、出来るだけ早く大きな病院を受診した方が良いでしょう。

 

また、喉を痛めないための対処法として、マスクをつける、うがいをする、のど飴を食べるなど普段から予防しておくことも大切ですね。